@London
i don't know the name of this park. it was a very small&pretty park.
maybe it's near the Baker street, i think.....
3週間前の横浜に着いた日のこと。
その日は小雨が降っていた。
小走りで、駅からの道を歩いていると、
目の前に金属音と共に、1本のステンレスの細い棒が落っこちてきた。
なにこれ?
と思い、立ち止まり前を向くと、
oh gods!
ありえない!
と落胆した顔でこっちを振り返った黒人の女の人と目が合った。
どうやら折りたたみ傘の骨が壊れたらしく、
棒を拾って、手渡すと、
「見てよ、これ。もう!」
と、彼女。
思わず笑ってしまった。
「わーかわいそう。でもまだ使えるよ!」
と、なんとなくフォローしてみた。笑
方向が同じだったので、一緒に並んで行こうとすると、
彼女は私が傘をさしていないことに気づき、
中に入れてくれた。
(かばんの中に傘は持っていたんだけど、多少の雨ではさしません。面倒くさいので。笑)
「ありがとう!」
「どういたしまして。ところであなた、どこ行くの?」
「実はスーパーマーケット行きたいんだけど、
どこにあるか分かたないんです。知ってます?」
「スーパー、、、うーん分からないけどあっちの方にあると思うわ。
近くまで案内するからついてらっしゃい。」
「わぁありがとう!あなたはどこに行くの?」
「会社よ。」
「え!仕事中?忙しくないんですか?大丈夫?」
「うーん、、、、えぇ大丈夫!」(ほんまかいな?!)
「仕事って何ですか?」
「教師よ。英語の。」
「どうりで!(発音がきれいだったから)どこの国の出身なんですか?」
「ジンバブエよ。」
「ジンバブエ!!」
わぁージンバブエ出身の人に初めてあったー
遠いところからはるばる日本に来て働いてるんだーすごいー
と、ひとりでなんだか知らないが興奮してるうちに目的地に到着。
「あとはあっちに行ったらいいから。」
「親切にしてくれて本当にありがとう!」
「いいえ。じゃね。」
去り際、私はもっとちゃんとお礼が言いたかったのだが、
別に当たり前のことをしただけ、とでも言っているような
彼女の背中はとてもクールだった。
編みこんだ黒髪に黒のスーツにピンヒールが、
細身の彼女にとてもよく似合っていて、
背筋をしゃん、と伸ばし、颯爽と街の中を歩いて行く姿は、
しばらく見とれてしまうほど、魅力的だった。
こういう出会い、すごく好きです。
まさに、
you made may day.
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