最近、「石の上にも3年」という言葉を身に染みて実感しています。
新卒採用や新入社員研修で色々と話す機会を頂き、
今までを振り返ってまとめてみました。
自分の仕事はこういう仕事で、どういう能力が大切で、
3年間でこんな力が身に付きました、うちの会社で働く魅力は・・・
ってあらためて言葉にすることはかなり新鮮でした。
がむしゃらの3年間だったけど、色んな出来事や人との出会いを通して、
成長させてもらい、自信なんていうにはまだまだおこがましいけど、
少しずつそれっぽいものがやっと感じられるようになってきたところなのかな。
つまりは、仕事に鍛えられた3年だった、ということです。ありがたことに!
しかし、この厳しい就職戦線を戦い抜いてきている学生達は、
自分を持っているし、しっかりしている!
「経営理念で会社を選びました」なんて言われたら、嬉しいけど、
私のテキトーな就活とは比べ物にならない程の熱心さに感心。
私もしっかりしなきゃ!と就活を頑張る学生達の姿から学ばせてもらっています。
今はこうやって良い事があっても、最悪な事があっても、
その日1日を過ごせることにいつも感謝してます。
震災の後、外国の人達からメッセージがそろいも揃って
「私たちはあなたと共にいます」、
という言葉が多いのが不思議でした。
でも、昨日読んだ本にその答えが。
英語だと「お悔やみ申し上げます」という言葉はこう表現するんだね。
「Our thoughts are with you.」
私は好きです。この言葉。
なぜなら、震災直後の新聞に掲載されていたあるコラムにとても共感したから。
”「自分に何ができるか」が問題なのではなく、
自分が人生で学びえた想像力を駆使し、被災地の痛みを想像出来るかが問題なのだ。
そうすれば、はじめに抱いたであろう〈あの人たちのために〉の思いは、
やがて〈あの人たちとともに〉に引き上げられていく。”
今を共に精一杯生きて、強くたくましく、優しい人間になろう。
次の時代を支えて、子ども達の未来を作っていくのは私たちの世代だから。
…なんて、ちょっと思ってみたりもします。
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